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mRNAワクチンは筋肉注射で接種しますか?

       

更新日:2021.02.14
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筋肉注射です。どの新型コロナウイルスワクチンも、筋肉注射での有効性や安全性が臨床試験で評価されているため、それと同じ方法で投与をする必要があります。また、mRNAワクチンでは皮下注射よりも筋肉注射の方が組織の血流が豊富で、免疫がつきやすいことが分かっています。

 

他の不活化ワクチンに関しても、日本国内では皮下注射することが一般的ですが、他の国々ではインフルエンザワクチンを含めて、多くのワクチンが筋肉注射で接種されています。筋肉注射だから特別痛いということはありません。皮下注射と比べ、筋肉注射では免疫が同等かそれ以上につきやすいことが分かっています。なお、アジュバント(免疫効果を高めるための添加物)を含むワクチン(B型肝炎ワクチン、四種混合ワクチン、13価肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチン等)では、皮下注射で接種すると強い炎症や硬結、炎症や肉芽が起こりやすくなることが分かっています。

 

筋肉注射の実際の接種方法については、日本プライマリ・ケア連合学会の解説動画が大変わかりやすいので一度ご覧いただければと存じます。https://youtu.be/TwoMs0BjIdk

 

  1. N Engl J Med. 2020;383:2603-2615
  2. N Engl J Med. 2021;384:403-416
  3. Curr Top Microbiol Immunol. 2020;10.1007/82_2020_217.
  4. Vaccine Administration General Best Practice Guidelines for Immunization: Best Practices Guidance of the Advisory Committee on Immunization Practices (ACIP)
  5. CDC Vaccine Safety: Adjuvants and Vaccines