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これから妊娠を考えているのですが、mRNAワクチンを接種しても大丈夫でしょうか?

       

更新日:2021.02.21
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これから妊娠を考えている方も新型コロナウイルスに対するmRNAワクチンを接種できます。米国CDCは、mRNAワクチンは不妊とは関連がなく、mRNAワクチン接種の前に妊娠検査を行うことや、ワクチンのために妊娠を遅らせる必要はないと発表しています1)。実際にファイザー・ビオンテック社やモデルナ社のワクチンを接種した女性がその後、妊娠していることも報告されています。もし接種後に妊娠していたことがわかった場合も、ワクチン接種が妊娠に悪影響を及ぼすという報告はありません。

なお、新型コロナウイルスのワクチンと不妊に関する誤情報に関しては、次のような経緯を知っておくと理解しやすいです。ことの発端は、ファイザー社に以前勤めていたことのある研究者が、ワクチン接種で女性が不妊になる可能性があるのではないかと主張しインターネットで拡散されたことです。ワクチンによって体の中で作られるスパイクタンパク質(新型コロナウイルスの表面の突起物)に対する抗体が、胎盤にあるシンシチンー1という蛋白質にも反応してしまう可能性があるという主張でした。しかし実際にはこれらのタンパク質は全く似ていないため、ワクチンによってできる抗体が胎盤を攻撃することはないと考えられています3)

  1. CDC. Vaccination Considerations for People who are Pregnant or Breastfeeding
  2. American Academy of Family Physicians. COVID-19 VACCINE FAQ
  3. Nature Reviews Immunology. 2021; 21:200-201