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がん患者なのですが、接種しても大丈夫でしょうか?

       

更新日:2021.02.22
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がんを持つ患者さんにおけるmRNAワクチンの有効性や安全性に関するデータは限定的ではありますが1,2)、生ワクチンとは違い、ウイルスに感染することは原理的にありえないため、基本的には不活化ワクチンと同様の扱いでよいと考えられます。効果という面では、抗がん剤の治療により免疫機能が低下している場合、ワクチンに対する免疫の反応が弱くなる可能性があります。つまり、効果が低くなるかも知れないということです。そのため、接種をした後も感染対策を続けることが特に大切になります。

一般的に、がんの患者さんがワクチンを受けられなかったり、その有効性がはっきりしない場合、周りの家族がワクチンを接種して感染を防ぐことにより、重症化リスクの高いがんの患者さん(のみならず、高齢者や免疫抑制状態の方)を守る効果があるとされています。このような理由から、米国感染症学会(IDSA)は、免疫不全のある方の周囲の方々に対するワクチン接種を強く推奨しています2)

 

  1. CDC. Interim Clinical Considerations for Use of mRNA COVID-19 Vaccines Currently Authorized in the United States
  2. IDSA. Vaccines FAQ