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免疫不全やHIVにかかっている人もmRNAワクチンを接種しても大丈夫でしょうか?

       

更新日:2021.02.23
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免疫不全のある方やHIVに感染している方に対して、特別に臨床試験を行ったわけではないので、こういう方におけるワクチンの有効性や安全性は、まだ十分明らかになってはいません。しかし、HIV感染者であっても、病状が落ち着いている方はmRNAワクチンの臨床試験に参加しており、一定の安全性は確認されているといえます1)また、これらの基礎疾患のある方については新型コロナウイルスの感染で重症になるリスクが高いということも大切な点です1)

mRNAワクチンは、原理的にワクチンを接種してもウイルスに感染することはありません。一般的に、免疫不全のある方に問題になるのは、生ワクチンと呼ばれる種類の、弱らせたウイルス等の病原体を含むワクチンです。免疫に問題のある方や、免疫を抑える薬を服用している方では、mRNAワクチンによって免疫がつきにくい可能性はありますが、mRNAワクチンが特に免疫不全の方で悪いことを起こす事は考えにくいとされています。接種する場合、しない場合それぞれの利点、心配な点をかかりつけ医と相談し、接種を検討して頂く必要があります2)

 

  1. CDC. Interim Clinical Considerations for Use of mRNA COVID-19 Vaccines Currently Authorized in the United States
  2. 日本リウマチ学会.新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチンについて