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花粉症や食物アレルギーの既往があります。mRNAワクチンを接種して大丈夫ですか?

       

更新日:2021.02.19
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米国CDCはワクチンや注射薬以外の物(食べ物、動物、ラテックス等)に対する重症なアレルギー反応の既往がある方も接種可能としています1)。経口薬へのアナフィラキシーの家族歴がある方への接種も可能です。

米国CDCは、ワクチンの成分に対するアレルギー(アナフィラキシーに限定しない)の既往がある方への接種は禁忌としています1)。よって、mRNAワクチンの第一回目の接種直後にアレルギー反応が出た方は二回目の接種を控えることになります。また、アナフィラキシーの原因として最も疑われているのはポリエチレングリコール(PEG)という物質です。PEGにはたくさんの種類があり、大腸検査の下剤や薬剤、日用品等に幅広く使われています。PEGアレルギーはかなり稀であり、事前にアレルギーがあることがわかっている人、というのはほとんどいないと思われます。(上記はCDCによる2021年3月4日時点における推奨事項です)

日本では、「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の接種液の成分によってアナフィラキシ ーを呈したことがあることが明らかな者」は接種不適当者となっています2)。ワクチン接種後少なくとも 15 分間は観察されることになります。今回のワクチン以外のものに対し過去にアナフィラキシーを含む重いアレルギー症状を引き起こしたことがある方は、接種後 30 分程度観察されることが推奨されています。

 

  1. CDC. COVID-19 Vaccines and Allergic Reactions
  2. 新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する手引き