8-1 高齢者で一番多い副反応は何でしょうか?
2022/02/03
高齢者にファイザー・ビオンテック社のワクチンを接種した後に起こる副反応として、最も頻度が高いものは接種部位の痛みで、6-7割の方に起こることが分かっています1)。その他に頻度の高い副反応として、倦怠感、頭痛、悪寒、筋肉痛、関節痛などがあります1,2)。これらは免疫が働いている間接的な証拠であり、数日以内で良くなることが分かっています。
こうした副反応は、若年者と比べて、年齢が高い方の方がやや起こりにくいことが報告されています1,2)。ワクチン接種後に発熱や倦怠感が強く出る方もいるため、無理をせず休めるようにしておくことが重要です。