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4-11 新型コロナウイルスワクチンでリンパ節が腫れることがあると聞きましたが本当でしょうか?

       

更新日:2021.02.15
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 mRNAワクチンを接種した後に、腋(ワキ)の下や頸(クビ)のリンパ節が腫れることがあることがわかっています。大規模な臨床試験においては、ファイザー社のワクチンでは、約0.3%にリンパ節の腫れが報告されています1)。モデルナ社のワクチンの報告では、リンパ節の腫れは1.1%、ワキの下の痛みもしくは腫れは10.2%で起こっています2)。なお、リンパ節の腫大は約4週間以内におさまることがわかっています。

 ワクチン接種後のリンパ節の腫れは、がんのリンパ節転移とまぎらわしい可能性があります。ブレスト・イメージング学会は、乳がん検診を予定されている方は、診療に遅れが出ないのであれば、検診を受けるタイミングを、1回目接種の前か、2回目接種から4-6週間後にすることを推奨しています4)

 がんの画像検索などをワクチン接種後に受けられる方は、必ず医師に受けたワクチンの日程について伝えて下さい。

 

  1. N Engl J Med. 2020;383:2603-2615
  2. N Engl J Med.2021; 384:403-416
  3. Acad Radiol 2021 https://doi.org/10.1016/j.acra.2021.04.007
  4. Society of Breast Imaging. COVID-19 Resources